男女の賃金格差の改善を職場に「希望する」という人は58.9%を占めた。具体的には「女性の管理職登用、昇給を男性並みにする」(40代・男性・システムエンジニア)、「性別ではなく能力で査定する」(40代・女性・その他)、「女性も同等の仕事をこなせる職場環境づくり」(30代・男性・製造)など、男女が平等に活躍できる職場の環境や仕組みづくりを求める意見が集まった。
また「女性に補佐を要求する風潮をなくす」(40代・女性・管理)、「男性社員へ積極的に主要業務を回す上司や、男女の社員が同じことを発言しても男性の意見のみを擁護するような環境の是正」(30代・女性・管理)など、ジェンダーハラスメントの解決を望む声も寄せられた。
賃金格差が生じたとしても納得がいく理由について、最も多い回答は「仕事の責任の重さ」で、82.3%に上った。「成果の大きさ・生産性の高さ」(69.8%)、「スキル・資格の有無」(60.2%)と続き、多くのビジネスパーソンが実績や能力による賃金の決定を望んでいる傾向が読み取れる結果となった。
調査は10月24〜31日にインターネットで実施。同社のユーザーで、20〜40代のビジネスパーソン男女367人から回答を得た。
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