今年の新成人は、幼い頃からスマートフォンなどのデジタル機器に囲まれて育ったデジタルネイティブ。「Z世代」と呼ばれる彼らはどんなコト・モノに関心を持つのか。彼らの価値観について、マクロミル(東京都港区)が調査を実施した。
新成人に自身の価値観や特徴を聞くと、最も多い回答は「自分らしさ(他者は他者、自分は自分)を大切にする」で51.0%と半数に上った。「仕事よりプライベートを重視する」(42.8%)、「推し活にお金をかける」(32.8%)と続いた。
「Z世代とまとめられる風潮」に対してポジティブに捉えている人が28.6%、ネガティブは29.8%と、ほぼ同じ割合となった。
最も関心がある政治・経済・社会のニュースは「少子化対策」で43.0%に上った。2022年と比較すると8.2ポイント増加し、半数に迫る勢いで上昇している。
「働き方改革・女性活躍推進」(37.4%)、「教育改革・子育て支援」(35.6%)と続いた。
海外への関心度合いについては、コロナ禍において下降気味だった「外国語習得」が今年は持ち直し、66.8%が「関心あり」と回答。昨年から急増したものは「ワーキングホリデー制度の活用」(45.8%)で昨年から8.2ポイント増加した。
一方で「海外旅行」(63.2%)は昨年から2.6ポイント低下し、円安が影響していると考えられる結果となった。
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