以上が「しくじった理由」である。ただ、協会の関係者は前向きである。「これまでもさまざまなイベントを実施してきましたが、はじめからうまくいったケースはほとんどありません。今回の課題を受け止め、次につなげていきたいですね」と話していた。
てんこ盛りの内容に問題があれば、分割での販売も検討するという。例えば、宿泊だけとかディナーだけとか。そうすれば価格を抑えられるので、「ちょっと参加してみるか」といった人が増えるかもしれない。
また、今回の販売はオンラインが中心だったが、ここにも課題があったのかもしれない。次回以降は、対面での販売にチカラを入れるなど、この企画との相性を探っていくようだ。
協会によると、「橋の上に泊まるツアーは世界で初めてではないか」という。誰も成功体験を持ち合わせていないので、当面は手探りの状況が続きそうである。
石の上に3年……ではなく、橋の上に3年のようだ。
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