水洗いのみで汚れが落ちる食器 どうやって開発したのかあの会社のこの商品(6/7 ページ)

» 2024年02月15日 08時45分 公開
[大澤裕司ITmedia]

第2弾はシンプルな円形

 ただ、普段使いする食器にしては高価。なかなか購入に踏み切れないところがある。

 そこで、効率よく製造でき販売価格を抑えた第2弾の食器を24年1月から発売。現在予約受付中で、2月下旬の発送を予定している。

  第2弾の食器は深皿4種と平皿4種。量産しやすい円形にしたことで販売価格を抑えることにした。価格は深皿が1枚1760円〜2860円、平皿が1枚1430円〜3740円となっている。

 第2弾は円形にしたほか、軽量化も実現している。ユーザーからの「重い」という声を受けて対応。軽くしたが、耐久性はむしろアップさせた。

 「ユーザーも使っていくうちに要望が出てきますので、販売価格を下げると同時にそういうことに対応することにしました。まず70点の状態で出して、ユーザーの反応を聞きながら100点に近づけていくという、海外のメーカーと同じやり方を採用しています」

 23年に発売した4種については、今後も販売を継続する。

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