金融メディア「MoneyGeek」を運営するモデル百貨(長崎県佐世保市)は、子どもの中学受験を経験した保護者を対象に、かかった費用についての調査を実施した。中学受験にかかった総額費用の平均は184万1317円だった。
通塾して中学受験をした場合の総額費用の平均は184万1317円だった。内訳は塾代が178万4000円(通塾期間平均2.5年間)、受験料が5万7317円(受験校数平均2.6校)となっている。
中学受験のために通った塾のタイプで最も多かったのは「集団塾」(72.8%)で、「個別塾」(20.8%)が続いた。集団塾と個別塾を併用したケースは6.4%だった。
通塾期間別の塾代の平均を見ると、通塾期間で最も多かった3年間(38.2%)だと、総額の平均は224万2147円だった。
通塾期間が2年間の割合は26.8%で平均費用は156万3433円、1年間の割合は21.8%で平均費用は82万1101円。通塾期間が短い割合が高いのは、コロナ禍の影響が考えられるという。
中学受験で想定外だった費用については、「短期講習が何度もあり、その都度5万円ほどかかった」(40代男性)、「前受け校に支払った入学金が多額だった」(40代女性)といった声が寄せられた。
調査は、現在中学生の子を持ち、子が中学受験を経験した全国の保護者500人を対象に、1月24日〜2月1日に実施した。
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