ビジネスモデルを実現するための「コスト構造の特徴」と「収益モデルの特徴」を検討します。コスト構造は固定費と変動費を分けて記入するとよいでしょう。
コンテキストとは、ビジネスモデルの “実現可能性”と“市場ニーズとの整合性”を検討すること検討することです。ここで、構想した内容がビジネスとして成立するか否かを客観的に確認します。
キャンバスの左上にある「コンテキスト(資源・仕組み・価値観に対する前提)」で実現可能性を検証します。手順(2)で記入した自社の資源と活動によって、製品やサービスを提供するためのオペレーションを実現できるか、また、そのビジネスは自社の理念にかなっているかを検討します。
また、右上にある「コンテキスト(市場に関する前提)」には、構想するビジネスモデルを実現した際に、実際に購入してくれる顧客規模を検証するための項目を記入します。例えば、既存製品の市場規模データや、自社のマーケティングデータなどから顧客の購買意向に関する項目などを参照して、客観的な内容を記入しましょう。
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