「第1弾と第2弾の商品を見ると、各都道府県のカタチが分かりやすいんですよね。第2弾にいたっては、群馬県の南東部……つまり、つるのクチバシの部分に赤系の色が付いていまして。そうした点も多くの群馬県民に支持されていたのでしょう。しかし、第3弾はプレートに型押ししたデザインになっているので、つるのカタチがちょっと分かりにくかったのかもしれません」
パッと見て、鶴のカタチがハッキリしているかどうか。視認性がちょっと違うだけで、人気が大きく左右する。郷土愛の世界は、深いようだ。
これまで都道府県のカタチをしたピンバッジは直営店とECサイトのみでの販売だったが、少しずつ販路を拡大している。全国の都市で開催されている「文具女子博」で扱っていて、認知の拡大を図っているようだ。イベントだけでなく、観光地での販売やプロモーションなどでの利用が広がれば、ビジネスパーソンのスーツやプライベートのカバンなどに「ペタっ」と貼る人が増えるかもしれない。
そうなったときの売り上げも、やはり「群馬県」がトップなのか。気になるところである。
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