第1弾の結果は「群馬県」がトップだったが、なんらかの偶然が重なったのかもしれない。ちょっと調べてみると、地元メディアが積極的に取り上げていて、それを目にした県民が「おお、コレいいじゃないか。買ってみるか」といった流れが生まれた可能性もある。
こうした背景を踏まえると、第2弾の結果はちょっと違うかもしれない。第1弾はゴールドまたはシルバーをベースに市町村のカタチもきっちり描かれている。ゴツゴツした印象も受けるので、購入者の多くは男性だったのではないか。一方、第2弾は色が鮮やかなので、女性が手に取ることも想像できる。
購入層が変われば、結果も変わるのではないか。否。やはり、こちらも群馬県がトップ。県民の郷土愛の熱さがうかがえる結果になったわけだが、気になるのは第3弾の18金または銀でできたピンバッジである。高価な商品を販売する前に、ゼンリンは人気投票(1月25〜29日)を実施していた。同社公式のX(旧Twitter)で受け付けていて、「人気が高いところを先行販売しますよ」といった企画である。
これまでの流れを考えると、人気投票の1位は「群馬県」がぶっちぎりで……と思っていたら、まさかの9位である。この結果について、山口さんは「残念です……」とガッカリした様子。低迷した理由を冷静に分析できなさそうだったので、福岡県出身の川上裕子さんに語ってもらった。
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