ボディハグシャワーは、新築需要よりもリフォーム需要が高まっていたり、シャワー浴が増えていたりする現状を踏まえて開発が始まった。浴室の水栓を活用して後付設置が可能、空間に違和感なく溶け込むようなデザインとなっている。
鏡の横にアームが2本取り付けられており、シャワーに見えづらい。価格は施工費込で22万円〜となる。
使用時は、アームを前に倒して好みの角度に調整して浴びられる。ノズルは全部で10カ所あり、上下の2つはほどよい刺激で当てる星型、それ以外はやわらかい霧状にしている。
立っても座っても浴びられるが、リクシルが推奨するのは座った姿勢で42度で5分間浴びること。同社の調査によると、通常のハンドシャワーよりも体の深部温度が上がりやすく、入浴後も体が温かい状態が続きやすいという結果が出ている。
リクシル浴室商品部の古屋重行氏は、「社内で200人以上がモニタリングした結果では、『湯船に浸かった後みたい』という声が多かった。『浴槽がいらなくなる』という声もあった」と話した。
浴槽入浴と比べて節約効果もある。リクシルによれば、4人家族が1年間、平日の浴槽入浴をボディハグシャワーに切り替えた場合、CO2排出量を約36%削減、水道・ガス代を約2万円節約できるという。
ローソンの「韓国コスメ」がバカ売れ 7カ月で200万個も売れた「4つ」の秘密
サントリー「VARON」 が30億円を突破 中高年男性になぜ選ばれるのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング