リクシルが2022年に実施した調査によれば、65.8%の人が「お風呂に入るのが面倒だと感じたことがある」と回答。平均入浴時間は20分以下が61.0%と、短めの入浴が主流だった。
「入浴時間だけじゃなく、風呂掃除など入浴の準備も含め効率化したい人が増えている印象があります。従来と比べて浴室掃除の手間が少なく全身を効率よく温められるので、タイパ重視の層に向けた切り口でプロモーションするのはアリかなと思っています」(古屋氏)
タイパ以外に浴室内の鏡や棚をなくす、あるいはカスタマイズする需要なども見えており、「今後も多様化するライフスタイルに沿って、人々が自分の好みに合わせた使い方ができる製品を開発したい」と小栗氏は締めくくった。
風呂キャンセル界隈にウケそうなボディハグシャワーだが、賃貸では大家の許可が必要になり、22万円〜と値が張る。そうしたハードルがある一方で、広い面積が取りづらい都心の新築マンションやホテルなど需要はまだまだありそうだ。
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