Z世代向けの企画・マーケティングを行う「僕と私と」が、2022年〜2025年に卒業した就活生を対象に、就活に関する意識調査を実施した。Z世代は就活に対してどのような意識を持っているのか。
1社目は「外資系企業」で働きたいとした人は、全ての世代で3〜4割となり、「日系企業」を志望する人の方が優勢となった。
キャリアにおいて、特定の職種で専門性を極める「スペシャリスト」と、幅広い職種を経験する「ゼネラリスト」では、どちらを希望しているのか。22〜24卒では過半数が「スペシャリスト」とした一方で、25卒は51.8%が「ゼネラリスト」と回答。わずかながら、25卒が他の世代と違う特徴を見せる結果となった。
希望する会社の企業規模に関しては、「大手企業」を挙げる人が多い結果に。安定感を求める傾向が高いことが要因として考えられる。一方で、25卒に関しては「ベンチャー企業やスタートアップ」とした層が、他世代より5〜10ポイント程度高い傾向が見られ、半数に迫る44.6%に上った。
会社選びで重視することは、いずれの世代も1位は「福利厚生や補助などが充実している」となった。また「企業の安定性が高い」は22〜24卒で20%以上、25卒では19.6%となり、「安心・安定」はZ世代の就活において、重要なキーワードと考えられる。
その他、「好きなことや興味があることで仕事ができる」「事業内容に興味がある」がどの世代でも重要視されている傾向が見られ、自身の興味関心と仕事が直結することが会社選びの軸となっている様子が見受けられる結果となった。
就活に関する悩みの1位は「面接に自信がない」となり、どの世代においても回答率は4割に迫った。「就職先のリアルが分からない(雰囲気、仕事量など)」「志望する企業や就活の情報がなかなか得られない」など、情報収集に関する悩みが比較的上位となる傾向が見られた。
調査は5月7〜9日に実施。2022〜2025年卒で20〜27歳の600人(22卒・146人、23卒・146人、24卒・140人、25卒・168人)から回答を得た。
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