店舗アプリがあると「その企業の店舗に来店したり、商品を購入したりする頻度が増えた」とした人は40.4%に上ったことが、マーケティングソリューションを提供するRepro(東京都渋谷区)による調査で明らかとなった。ユーザーがアプリをインストールするきっかけは?
店舗アプリをインストールした理由・きっかけは「ポイントを貯めるため」が最も多く、83.6%に上った。次いで「クーポンを取得するため」(81.7%)となった。
以降は「インストール特典を利用するため」(26.1%)、「いつも利用している店舗だから」(24.6%)と続き、ユーザーは店頭でアプリをどう活用できるのかを想定してアプリをインストールする傾向があると推察される。
一般小売店の店舗アプリ利用頻度は「週に1回以上」が最も多く、42.8%に上った。「月に1回以上」は36.3%となり、合わせて約8割のユーザーが月1回以上アプリを利用していることが分かった。
業種別で比較すると、一般小売店のアプリ利用頻度は他と比べて高い傾向が見られた。スーパーやコンビニなどの小売店はユーザーが日常的に利用するものであり、来店頻度とアプリの利用頻度は比例していると考えられる。
「来店頻度や商品の購入頻度が増えた」とした理由については、「ポイントを貯めやすい・使いやすいから」「クーポンが定期的に発行されているから」といった回答が上位となった。
アプリをアンインストールした経験については、67.8%が「ある」と回答した。アンインストールした理由の1位は「店舗を使う機会が減った」で64.3%という結果に。2位は「ポイントやクーポンが魅力的でなかった」(26.6%)、3位は「初回インストールの特典を使い終わった」(24.9%)と続いた。
調査は1月26〜28日にインターネットで実施。店舗アプリを利用したことのある16〜69歳の男女1030人(男性345人/女性685人)から回答を得た。
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