一方、生成AIを使っていない理由で最も多いのは「業務で必要なケースがない」となり、58.7%に上った。以降は「利用用途が分からない」(28.4%)、「セキュリティ上の懸念がある」(11.9%)となった。
勤め先の生成AIの活用状況について、「大半が活用できている」とした人は9.4%、「ほぼ全ての人が活用できている」とした人は3.4%だった。合わせて「活用できている」人は1割程度にとどまる結果となった。
生成AIの活用をさらに促進するために必要なことを聞くと「業務での具体的な活用例を明確に提示する」が最多となり、45.9%に上った。その他、「プロンプト(AIへの指示)作りが簡単になる/手間が減る」(44.5%)、「既存システムとの連携」(41.1%)が上位となった。
その他、「ガイドラインの作成と教育」「セキュリティ強化」「社内での理解を統一する」といった回答が集まった。
調査は3月6〜7日にインターネットで実施。生成AIを活用している大企業(従業員数1000人以上)の会社員416人から回答を得た。
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