日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
世界最小の公式ルービックキューブが誕生した――。商品名は「究極最小ルービックキューブ -0.50cm 超精密金属製-」で、バンダイナムコグループのメガハウス(東京都台東区)が10月3日に発表した。
ルービックキューブ50周年を記念して開発された同商品は、1辺が約0.5センチ、通常の約1000分1サイズで展開する。価格は、77万7777円。
本体の各マスの長さは、約0.16センチと世界最小の公式ルービックキューブで、通常の製品と同じように動かせる。精密切削加工を得意とする入曽精密(埼玉県入間市)の技術協力のもと、100分の1ミリサイズの高精度微細切削加工技術により、可動できるようにした39個のパーツを専用の器具で加工し、手作業で組み上げた。
また、白面の中央には「RUBIK'S」のロゴマークを極小サイズで彫刻した。付属の台座はアルミニウム製で「ルービックキューブ ver.3.0」の1面の大きさに合わせ、文字彫刻とシリアルナンバーを刻んでいる。
国内では10月3日よりプレミアムバンダイと一部の店舗にて受注を開始し、2025年4月に発送する。アジア圏での展開も予定している。
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