まずは生成AIの登場以降、Google検索のシェアはどのように変わったのかを見ていきましょう。
Google検索と生成AI検索の利用状況を比較すると、現在もGoogle検索が圧倒的に多く使われています。Google検索は1日当たり85億回以上の検索が行われており、その規模は生成AI検索をはるかに上回っています。
一方で、生成AI検索の代表格であるChatGPTは、世界で1億8050万人以上のユーザーを獲得しており、急速に普及しています。
GoogleがAI機能を検索に組み込んだSGE(Search Generative Experience、現:AI Overview)も注目を集めています。日本では20歳〜69歳の約4割がSGEを認知し、そのうち6割が使用経験があると報告されています。
また、SGEユーザーの91.4%が欲しい情報を得られていると回答し、60.8%が検索結果の6割以上をSGEのみで完結させているという調査結果もあります。これらのデータから、生成AI検索の利便性と効果が認識され始めていることが分かります。
生成AI検索の成長が著しく、今後の検索行動に大きな変化をもたらす可能性はありますが、現時点でもまだまだGoogle検索が主流といえます。
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