また、同社が注目するのが「推し活」によるコンテンツ視聴だ。同調査によれば、推し活をしている人のうち、3人に1人が「家族やパートナーと一緒に推し活をしている」という結果に。その大多数が、テレビ画面で一緒に動画コンテンツを視聴しているという。
メディアコンサルタントの境治氏は「『お茶の間回帰』と言っても、一昔前のように、家族全員で放送を観るのとは違う。自分の好きなコンテンツを、自分の好きな人と楽しむようになっている」と分析している。
アマゾンジャパンはこうした消費行動に着目し、年末年始に向けて「お茶の間での配信コンテンツ視聴」をアップグレードする商品として、Fire TVの訴求を強化する。11月には、国内で初登場となるサウンドバー「Fire TV Soundbar Plus」を発売。SNSでのプレゼントキャンペーンを開催するほか、11月29日〜12月6日に開催するブラックフライデーでも、最大50%の割り引きを実施する。
「最大9連休」となることで注目を集める2025年の正月。新たな視聴スタイルに着目した同社のアプローチは、Fire TVのさらなる伸びにつながるか。
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動画コンテンツビジネス市場が好調 2023年度はライブ配信中心に2ケタ成長Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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