生成AIが爆発的に普及した2024年。生成AIを活用し自社のビジネスを拡大したり、業務の効率化に取り組んだり、日々その注目度は高まっている。
そんな中、CRM(顧客関係管理ツール)プラットフォームを提供するHubSpot Japanは、日本のマーケティング組織で働くビジネスパーソンを対象に「日本のマーケティングに関する意識・実態調査」を実施した。調査の結果、業務において生成AIを「全く利用していない」と答えた人は3割に満たなかったことが分かった。
マーケターは、日々業務でどの生成AIツールを活用しているのか。また、生成AI活用によって業務はどのように変化したのか。詳しく見ていこう。
企業が従来のマーケティングのやり方を続けているだけでは「成果が出づらくなっている」と考えているマーケターは82.6%に上った。また、86.3%は「従来のマーケティングのやり方を変えていかなければならない」とした。
特に「DM(メールではなく、物理存在する葉書や手紙)」(74.7%)、「街頭広告(タクシー広告や電車車両内広告含む)」(72.2%)、「テレビCM」(70.1%)で効果が出づらくなったという回答が多く集まった。
32.7%が生成AIを少なくとも週1回以上利用していると回答。生成AIを「全く利用していない」とした人は28.9%に留まった。
具体的に使用しているツールを聞くと、1位は「ChatGPT」(73.9%)、2位が「Copilot」(28.4%)、3位が「Gemini」(15.4%)という結果に。
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