スーパーやコンビニのアイスの棚を見ると、ひときわ目立つこの商品。パッケージがヒョウ柄ということもあって、キラキラしています。
ギャルアイスの特徴は、ストロベリー風味のアイスの中にチョコとチョコチップが入っていて、食感はゴリゴリ・パリパリであること。開発に携わったマーケティング部の最上日菜乃さんは、商品が生まれたきっかけをこのように話します。
「仕事が終わって家に帰ったときに、なんとなく気分が落ち込んでいることってありますよね。そんなときに、アイスを口にして『今日もステキな1日だったなあ』と感じられる商品はつくれないか。こうした発想がきっかけで、開発が進みました」
開発メンバーの3人は、いずれも20代の女性。しかも、3人とも自称「ギャルではありません」ときっぱり。では、コンセプトである「ギャルの世界観」を、どのようにして商品に落とし込んだのでしょうか。
あの人は、若いころギャルだったのでは? 彼は、絶対にギャル男だったはず――。社内でそうした雰囲気を漂わせている先輩たちに、声をかけて回ったそうです。
「『ひょっとして、昔ギャルでしたか?』と聞いて回りました。かつてギャルまたはギャル男だった人を見つけて、さまざまなアドバイスをいただきました。リリースに『ゥ于ら』と書いていますが、こうした文字も先輩たちの指摘を受けながら、修正していきました」(最上さん)
次に、味はどのようにして決めたのでしょうか。イチゴとチョコが先に決まっていたわけではなく、ギャルといえば「ピンクと黒だよね」というイメージから出発したそうです。ピンクといえばイチゴ、黒といえばチョコ。こうした流れで、フレーバーが決まりました。
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