5G対応機種端末(5Gスマホ)の利用率は約8割。オリコンが「2024年携帯キャリア/キャリア格安ブランド」ランキングで、10367人(携帯キャリア:8464人/キャリア格安ブランド:1903人)を対象に集計した利用実態データによって明らかとなった。
5Gスマホの利用状況について「利用している」と回答した人は、携帯キャリア利用者が83.7%、キャリア格安ブランド利用者が76.1%だった。
携帯キャリア利用者の「契約中の料金プラン」については、「データ使い放題(無制限)ではない」(43.5%)が最も多かった。次いで「データ使い放題(無制限)だが毎月3GB以上20GB以下で利用している」(25.2%)、「データ使い放題(無制限)で毎月20GB以上利用している」(23.9%)となった。約半数の人が通信データ量を気にせず利用できるプランを選んでいることが分かった。
携帯キャリアの5Gスマホ利用者7084人に「5G料金プラン契約状況と5G利用状況」を尋ねると「5G料金プランを契約しており自動で5Gを利用している」(72.6%)と回答した人が最も多かった。
「利用している回線のデータ通信のつながりやすさ」については「5G料金プランを契約しており自動で5Gを利用している」人の75.3%が「つながりやすいと感じる」と回答した。
一方「5G料金プランは契約していない」人は、69.6%が「つながりやすいと感じる」と回答した。5G料金プラン契約者と非契約者の「つながりやすいと感じる」割合の差は5.7ポイントだった。
総務省の端末別の市場動向によると、国内の5Gスマホの出荷台数は、2021年で1753万台(前年比67.7%増)。また、2024年以降は5Gスマホの出荷台数が100%に達し、2027年度には3218万台まで拡大すると予測されている。
「別の通信会社への乗り換えを検討しているか」については、「かなり検討している」と「やや検討している」の合計の割合が、携帯キャリア利用者で16.6%、キャリア格安ブランド利用者で20.2%となった。
「乗り換えを検討している理由」で最も多かったのは、携帯キャリア利用者が「毎月のデータ料金が高いから」(47.4%)、キャリア格安ブランド利用者が「通信(データ)品質が不安定だから」(27.3%)だった。
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