【小売りヒット記事3選】ホームセンター「ハンズマン」が、POSシステムを導入しない深い理由：年末年始まとめ読み

[ITmedia]

　2024年は生成AI活用の波がリテール領域でも広がった1年でした。無人店舗やオムニチャネル戦略、データを生かしたパーソナライズ戦略など、25年はより一層、生成AI活用が本格化していきそうです。

　一方で、最新のテクノロジーをやみくもに導入するだけでは、顧客満足度の向上や業績改善などにつながるわけではありません。生成AI隆盛の昨今であっても、自社の強みや顧客ニーズに合わせて必要なテクノロジーを選択する姿勢が求められます。

　今回は、ITmedia ビジネスオンラインで好評を博する、小売業のDX支援を手掛けてきた郡司昇氏の連載「がっかりしないDX 小売業の新時代」から、2024年下半期によく読まれたヒット記事3本を紹介します。

2024年下半期によく読まれたヒット記事3本を紹介。写真はイメージ（ゲッティイメージズ）

異色のホームセンター「ハンズマン」が、あえてPOSシステムを導入しないワケ

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　現代の小売業界において、POSシステム（販売時点情報管理）はあって当たり前のものといえる。しかし、創業1914年で110年の歴史を持つホームセンター「ハンズマン」は、あえてPOSシステムを導入していない。

　なぜ導入していないのか――。そこには、同社独自の経営理念が反映されている。ハンズマンの事例を通して、デジタル化の本来あるべき姿について考える。

苦境の書店、無人店舗が救う？　店内で感じた新たな可能性

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　調査によると、2003年には2万店舗以上あった書店の数は、2023年には1万918店舗にまで減少。書店の減少に歯止めがかからない中、各地で無人書店や独立系書店が話題になっている。筆者が実際に足を運び体験した無人書店の現状と、その可能性について考える。

Amazonファーマシー体験レポート　その仕組みと収益モデルは？

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　Eコマースの巨人、Amazonが「薬局を選んで処方薬を買えるサービス」を2024年7月からスタートした。Amazon自ら保険調剤薬局を運営するわけでもなければ、そこから医療用医薬品を配送するサービスでもない。その収益モデルとはどのようなものなのか――。