3月から開始する新アトラクションのコンセプトは「さあ、感動の最前線へ」。「ザ・シャーロック〜ジェームズ・モリアーティの逆襲」「江戸花魁奇譚」「東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ」「真夜中の晩餐会 Secret of Gilbert's Castle」(4月下旬にオープン予定)の4作品を展開する。
新作となる「真夜中の晩餐会 Secret of Gilbert's Castle」は、イマーシブ・フォート東京では初の飲食付き作品となる。ゲストはディナーコースとスパークリングワインを味わいつつ、作品に参加する。料金は現在検討中だが、2万円を超える予定だという。
舞台は19世紀の欧州をモチーフにしている。ゲストは豪華な晩さん会に出席し、貴族との会話やダンス、個室で秘密の体験するという。
「ザ・シャーロック〜ジェームズ・モリアーティの逆襲」は、これまで上映していた作品を序章とし、二部構成の作品へとリニューアルする。リピーターだけでなく、初めて参加するゲストも作品に没入しやすいよう、現在上映中の作品を一幕とし、二幕ではさらに深掘りする内容とした。
江戸遊郭の独特な世界観が特徴の「江戸花魁奇譚」は、複数のエンディングを用意するマルチエンディングを採用。人気漫画『東京リベンジャーズ』をもとにした「東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ」は、キャラクターと間近で接する少人数での体験をこれまでの3倍に増やした。
また、料金体系も変更する。これまでは1dayパスに加え、追加料金で作品チケットを購入する方式だったが、今後は1dayパス制を廃止。各作品ごとにチケットを購入する形式とする。森岡氏は「仕事帰りに映画を見るように、イマーシブ・フォート東京の作品を体験していただければ」と話す。
森岡氏は「この20年、エンタメの最大のライバルはスマホである」とし、それと差別化するためにはライブエンターテイメント、つまり「生」ならではの魅力を打ち出す必要があると話した。2年目の没入体験は、エンタメ業界にどんな影響をもたらすのか。
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