日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
青山商事(広島県福山市)は2月20日、フォーマルな見た目ながら、スニーカーのような履き心地が特徴の「パフォーマンスシューズ」(希望小売価格7689円)を発売した。
昨今、ビジネスシーンでは服装のカジュアル化が進んでおり、スニーカーも定着しつつある。一方、仕事柄スニーカーを履けない人や、新社会人などビジネスシューズを履きなれていない人もいる。そこで、同社はスーツやセットアップに合わせやすいフォーマルなデザインながらも、スニーカーのような履き心地で疲れにくいビジネスシューズを開発した。
パフォーマンスシューズは、インソールとアウトソールにランニングシューズと同じ機能を搭載している。一般的なビジネスシューズと比較すると、曲がりやすく、軽いのが特徴だ。特にインソールは、足への負担を軽減しやすいスポンジを採用し、長時間の歩行でも疲れにくいという。
足を覆う表面部分には、本革のような風合いを持った床革(とこがわ)を使用している。柔らかさがありながら、劣化しにくいという。
カラーはブラックのみで、サイズはS(24.5センチ)、M(25.5センチ)、L(26.5センチ)、LL(27.5センチ)を用意した。デザインはプレーントゥ、コインローファー、ビットローファーの3種類で展開する。スーツスクエア、ザ・スーツカンパニー全店、公式オンラインストアで販売している。
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