パーソルキャリアが運営する就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ Town」が実施した調査によると、社会人の多くが、会社に「怖い上司がいた」と回答したことが分かった。
回答者からは「帰宅しようとしたら、ノルマクリアしてないのに帰るのか! と上司に怒られた」「“やる気がないようだから別の人に任せる”と言われ業務を外されかけた」「毎晩、上司の昔の武勇伝や根性論に付き合わされていた」「コストダウンの折衝の際に根性論で何とかしろと言われた」といった声が聞かれた。
「帰宅しようとしたらノルマをクリアしてないのに帰るのか、と上司に怒られた」エピソードが、ハラスメントに該当するかについて20代の意見を聞くと、「ハラスメントだと思う派」は50.3%、「ハラスメントだと思わない派」が49.7%と意見が割れる結果に。
ハラスメントだと思う派からは「業務時間外に仕事を強制していたらハラスメントだと思う」「言い方や伝えるタイミングを見分けないとハラスメントと言われてしまうと思う」などの声があった。一方ハラスメントだと思わないとした層からは「若手が成長するには上司の厳しい姿勢も大切。成果を約束する場合上司として必要な声かけだ」「普段の態度にもよるが、会社に貢献する一員として仕事を成してないため指摘されるのも無理はない」などの声が挙がった。
根性は、成果や成長につながりやすいと思うか20代に聞くと、「つながりやすいと思う派」は71.8%、「つながりやすいと思わない派」が28.2%という結果に。「上司から信頼を得るためには下積みも必要だと思う。望まない仕事もこなせる根性がないと成果が出ない」「根性がある事で、壁にぶつかった時にも乗り越えようとする力があるので、成長につながると思う」といった意見があった。
調査は現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)の20〜50代の登録者を対象に、2月14〜25日に実施した。総投稿数は568件。
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