ファミマの衣料展開には、マーケティングの基本である「4P(製品・価格・販売場所・プロモーション)」を意識した、きめ細かな戦略が見てとれる。
製品(Product)
素材や縫製はユニクロと同等の水準に設定し、靴下からデニムまで約90種類の商品を展開。
価格(Price)
Tシャツは1490円、スウェットは上下で2990〜3990円と、ファストファッション水準の価格設定で「高品質なのに手頃」感を打ち出す。
販売場所(Place)
都心の小型店でも導線を妨げないよう、入口付近にハンガーラックを配置するなどの工夫をしている。
プロモーション(Promotion)
ブランド立ち上げ時からSNSキャンペーンを展開し、ファッションショー「ファミフェス」で話題化。認知拡大とトライアル促進を同時に狙った。
これらの施策を通じて、コンビニ衣料に対する“急場しのぎ”のものという先入観を払拭(ふっしょく)し、生活者の購買行動に自然に入り込む設計がなされている。
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