ソーシャル&セールスプロモーションサービスを展開するエクスクリエ(東京都新宿区)は、「収入」「決済手段」「ポイントサービス利用」「広告に対する印象」におけるZ世代(15〜30歳)とY世代(31〜45歳)の比較結果を発表した。
自由に使えるお金の使い道について、Z世代は「推し活(グッズ、イベントなど)」が25.9%で、Y世代(16.2%)を9.7ポイント上回った。一方、Y世代では「投資」が19.1%だったのに対し、Z世代は8.8%と10.3ポイントの差がついた。Z世代は好きなものへ、Y世代は資産形成や将来への備えに対しお金をかけていることが分かった。
普段利用している決済方法を比較すると、「現金」「バーコード決済」「交通系電子マネー」には世代間で利用率に大きな差なかった。一方、「カード決済」「電子マネー」は、Y世代の方が利用率が高かった。
利用している交通系電子マネー・電子マネーは、Z世代では「Suica」(52.5%)が最も高く、Y世代(45.0%)を7.5ポイント上回った。Y世代は「WAON」(28.6%)、「nanaco」(26.1%)、「楽天Edy」(18.5%)の利用率がZ世代を大きく上回り、複数の電子マネーを併用している傾向がうかがえる。
良い印象がある広告について、「インフルエンサーによるプロモーション投稿」では、Z世代(31.5%)がY世代(18.7%)を12.8ポイント上回った。Y世代と比較すると「SNSなどで話題になっていて、タイムリーだと感じたとき」に良い印象を持つ傾向がZ世代は高く、トレンド感や話題性を重視する傾向があるようだ。
調査は5月7日、15〜49歳の男女1578人を対象にWebアンケートで実施した。
広告への「苦情」はどんなのが多かった? 2024年上半期の調査結果を発表
広告は“スキップ”するもの──Z世代は広告をどう見て、どんな行動を取っているのか
インターネット広告費、過去最高を更新 実際「何」が売れた? 電通G4社が分析
若年層とシニアでクーポン利用が拡大 背景は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング