2025年上半期総合では、1位が「イベント」(8031件)、2位が「AI」(7261件)、3位が「新商品」(6587件)だった。月別のランキングでは、5月にはAIがトップとなり2年1カ月振りにイベントが1位の座から下りた。
8位には「生成AI」(4022件)が入り、AI関連の注目度の高さがうかがえる。5月には「夏」が15位にランクインし、夏の暑さに向けた商品発売の発表が増えていることが考えられる結果となった。
注目のキーワードについては、「老舗」と「アクセシビリティ」が挙げられた。老舗は2025年は122件で、2024年の59件から約2.1倍に増加している。従来の事業とは異なる新商品やサービスについての発表が目立った。発信企業も48社から73社へと拡大している。
関連ワードの「伝統工芸」も158件から273件へと約1.7倍に増えた。老舗事業者による新たな取り組みが活発化している。
アクセシビリティは、2024年は47件だったものの、2025年は114件と約2.4倍に拡大した。製品やサービスの利用しやすさを高めることで、社会的包摂性や企業の信頼性向上につなげる効果がある。機能アップデートの際に「アクセシビリティ」を絡めて発表するプレスリリースも増えている。
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ディップは、小さく生成AI導入を開始。今では全従業員のうち、月間90%超が利用する月もあるほどに浸透、新たに「AIエージェント」事業も立ち上げました。自社の実体験をもとに「生成AIのいちばんやさしいはじめ方」を紹介します。
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