2024年には、ドバイチョコの人気が世界的に広がった。例えば、トレンドに敏感な韓国では、ドバイチョコをモチーフにしたクッキーやクロワッサン、餅菓子など幅広く展開している。
日本でも2024年夏頃から徐々に認知度が高まったようだが、リンツでは「国内での本格的なトレンドの波は、2025年になってからだと認識している」とのことだった。
ゴディバでは、2025年6月にドバイチョコレート風スイーツとして、「ドバイチョコレート ショコリキサー」(レギュラー:810円、ラージ:920円、テークアウト価格)、「ドバイチョコレート パフェ」(1890円)、「季節のコロネ(ドバイチョコレート)」(507円)を期間限定で発売した(いずれも終売)。
ドバイチョコの特徴であるピスタチオや、カダイフをイメージした揚げ麺を活用し、「進化系ドバイチョコ」として、独自のアレンジを加えた。
「ドバイチョコは、ASMR動画などで注目された後、メディアでも露出が増え、当社でも注目していました。話題性のあるチョコレートをシーズナル商品として展開することで、さらに話題を広げたいと考え、開発にチャレンジしました」(ゴディバ ジャパン 広報担当者)
ドバイチョコのトレンドが後押しとなり、発売後の反響は予想以上だったという。トレンドに敏感な20〜30代を中心に好調で、ショコリキサーは普段の客層とは異なる男性客からも支持を集めた。発売初日から人気が高く、完売する店舗もあったそうだ。10月にはショコリキサーを再販予定で、近々ドバイチョコの新商品も予定しているという。
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