そして三つ目は「量」です。
日本の人口が減少に転じている今、昔は「若い職員がたくさんいたから、たくさんできた」ということが、今はできません。できないのに、「昔からそうやっていたから」「それでも、なんとかやってくれないかな」と、量を減らしません。そのため、昔は若いメンバーが10人いたからできていた仕事量を、今は3人しかいないのに同じ量をなんとかやってください、と丸投げしている職場に老若問わず離職者が多く発生しています。
これは経営側の問題になりますが、本書では「上司」に経営者も含め、量を減らす施策についても提示していきます。これからの人口減少の時代は「一人当たりの作業量」を減らせる能力の高い人材が社内にいない職場は、おしなべて離職率が高まり、組織も退行していくことでしょう。
デキる社員の心身を不調にさせる3つの過度
(1)自分で自分を過度に追い込んでしまう
(2)デキる上司による過度な期待
(3)過度な作業量
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
月2回の当日欠勤でクビって言われました。不当解雇になりますか?
優秀な若手がどんどん辞めていくが、「社内運動会」をやっても防げないワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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