土肥: 集客面はほぼ成功しているわけですが、現状の課題をどう見ていますか?
深川: まだまだ厳しい声をいただくことがあって、合コンの中身を充実させていかなければいけません。特に「もっと背中を押してほしかった」という指摘が多いんですよね。
土肥: ん? 先ほども話に出てきましたが、喫煙所でタバコを吸っていたり、スマホの画面をじーっと見ている人たちですかね。
深川: 運営側としては、不満を感じる人をゼロにしなければいけません。そのために、どうすればいいのか。さまざまなイベントを用意して、孤独を感じている人でも、参加しやすい仕掛けを追求していかなければいけません。
土肥: ふむふむ。それにしても、開催数が増えているということは、それだけ負担も大きくなっているのでは?
深川: 夜の合コンの場合、冬の開催は難しい。ということもあって、GWが終わってから、秋ごろに集中するんですよね。ピーク時には毎週末のように行っているので、運営側としては大きなトラブルが起きないように、きめ細かく対応しなければいけません。
富山の遊園地では、10年以上にわたって夜の合コンを続けてきたことで、地元の若い人たちの間に「ミラコン」という言葉が定着してきました。では、次に何を目指せばいいのか。全国の遊園地で「〇〇コン」という新しい言葉が生まれ、「出会いを求めるなら、あの遊園地に行けばいいよ」といった会話が広まれば、とてもうれしいですね。
(おわり)
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