なぜ若者は正月休み明けに仕事を辞めたくなるのか? 危ない「年末年始の過ごし方」「キレイごとナシ」のマネジメント論(6/6 ページ)

» 2025年12月26日 08時00分 公開
[横山信弘ITmedia]
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「生活リズム」を崩さないための3つのコツ

 それでは、どうすれば連休明けにスムーズに仕事復帰できるのか。

 まず最も重要なのは「生活リズムを崩さない」ことだ。次の3つを意識しよう。

  1. 起床時間を一定に保つ
  2. 適度な運動を取り入れる
  3. 連休最終日は「準備の日」にする

 まず(1)について。連休中でも、できる限り普段と同じ時間に起きることだ。

 「せっかくの休みなのに?」

 と思うかもしれない。しかし、起床時間がズレると体内時計が狂う。そうなると連休明けに起きるのが辛くなる。

 たとえ遅くまで起きていたとしても、朝は同じ時間に起きる習慣を保とう。眠ければ昼寝をすればいい。それでも夜型にシフトするよりはマシだ。

 次に2つ目の適度な運動について。

 連休中は外出が減り、運動不足になりがちだ。しかし身体を動かさないと、血流が悪くなり、疲労感が増す。

 散歩やストレッチなど、軽い運動でいい。毎日30分程度、身体を動かす習慣を持とう。

 最後に3つ目だ。連休最終日は、翌日の仕事に向けた準備の日にする。

 仕事に使うカバンを整理する。着ていく服を選んでおく。メールをチェックし、翌日のスケジュールを確認する。

 こういった準備をしておくだけで、連休明けの心理的ハードルが大きく下がる。

正しい大型連休の過ごし方とは?

 「せっかくの大型連休なんだから、羽を伸ばしたい」

 そう考えたくなるのもムリはない。しかし年末年始は、単なる休息期間だけではない。新たな一年を迎えるための重要な準備期間なのだ。

 生活リズムを整え、適度なリフレッシュを心がけ、明確な目標を設定しよう。

 若者だけではない。ベテラン社員、組織リーダーも意識しよう。とくに自己研さんのための目標を立てることが重要だ。「リスキリング(学び直し)」は計画なしでは、やり遂げられない。

 新年から資格取得を目指すのもいい。読書計画を立てるのもいい。業界の最新動向を学ぶ時間を確保するのもいい。

 大切なのは「何となく過ごす」ことを避けることだ。

 連休明けの職場復帰をよりスムーズに、前向きなものにするためにも、「締まった連休」を過ごすことが、仕事のプロフェッショナルに求められる姿勢である。年末年始の過ごし方一つで、新年のスタートが大きく変わる。ぜひ今年は意識的に、計画的に連休を過ごしてもらいたい。

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