森永製菓の「森永ラムネ」(販売想定価格99円)が好調だ。2025年の販売規模は、2018年比で約5倍に拡大し、過去最高水準となった。国民的お菓子ともいえるロングセラー商品が、なぜ今になって支持を広げているのか。
1973年3月に発売した同商品は、ラムネ飲料の清涼感を再現し、口に入れるとシュワッと溶け、後味に粉っぽさが残らない爽やかな味わいが特徴だ。主原料はぶどう糖で、ラムネ飲料の瓶を模した形状は「食べるラムネ」というコンセプトを象徴している。
長年、子どもの定番おやつとして支持されてきたが、2010年代に入ると、ぶどう糖が「酒を飲むときに良い」と話題になり、男性の購入が増加した。
加えて、「ぶどう糖は集中したいときに効果的」とメディアで紹介されるようになり、ぶどう糖を90%配合する森永ラムネは、大人向けのお菓子としても注目を集めるようになった。
その流れを受け、同社は2017年3月にパッケージに「ぶどう糖90%」の表記を追加。これをチャンスと捉え、同社は大人の喫食シーンに合わせた新商品の開発に着手した。
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丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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