今や15年目の「まどマギ」、どう盛り上げているのか? 古参も新規も取り込む“入口の多層化”戦略を考察エンタメ×ビジネスを科学する(1/4 ページ)

» 2026年01月16日 07時00分 公開
[滑健作ITmedia]

著者プロフィール:滑 健作(なめら けんさく) 

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 株式会社野村総合研究所にて情報通信産業・サービス産業・コンテンツ産業を対象とした事業戦略・マーケティング戦略立案および実行支援に従事。

 またプロスポーツ・漫画・アニメ・ゲーム・映画など各種エンタテイメント産業に関する講演実績を持つ。

 『魔法少女まどか☆マギカ』が再び勢いを増している。

 きっかけは2月公開予定の映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』だ。同作はテレビシリーズ(2011年)から数えて15年目の新作であり、さらに前作『[新編]叛逆の物語』(2013年)から長い時間を経た待望の続編でもある。

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 このような状況で求められるマーケティングは明快だ。つまり、既存ファンの熱量を落とさずに保ちつつ、新規層・ライト層・一般層が「今から入っても楽しめる」と感じる入口を増やす。しかしどのようにしてこれを実現するかが問題だ。

 『まどマギ』における直近の施策は、これらを実現するために「入口の多層化」に寄せていると考えられる。一つずつ見ていこう。

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