100年続く理由は何か ゴディバが変えたこと、変えなかったこと幸せを届けるチョコづくり(4/5 ページ)

» 2026年02月07日 08時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

100年で変わらなかったこと

 一方で変わらずに大切にしてきたのが、「チョコレートを通じて幸せを届ける」という考え方だ。贈答シーンを前提とした商品設計は、現在もブランド戦略の軸の一つとなっている。

 また、新しい素材や技法を取り入れる姿勢も、継続している。果肉を使ったショコラなど、100年前には存在しなかった素材や技法にも取り組み、新たな取り組みを重ねてきた。

 「100年の遊び心 コレクション」は、そうした考え方を反映した商品だ。単なる人気粒の寄せ集めではなく、創業年である1926年から2026年までの節目となる年やストーリーを意識した粒で構成している。

 ラインアップは3粒入り(1944円)、6粒入り(3564円)、10粒入り(5292円)、13粒入り(6696円)のアソートメントと、12粒入り(6264円)のグランプラスの計5種類。

「100年の遊び心 コレクション 10粒入」(出典:ゴディバ ジャパンのプレスリリース、以下同)
「100年の遊び心 グランプラス 12粒入」

 全てのアソートに入っているのが、創業当時の製法を再現した復刻の一粒「レディ ノア」。馬に乗った女性のモチーフは、ブランドの原点を象徴する存在だ。加えて、金箔(ぱく)でつくったGマークのロゴ入り「ヘリテージ」や、プラリネを使った粒も複数入れている。

「レディ ノア」(左)、「ヘリテージ」(右)

 パッケージは花をテーマにしたデザインで、祝祭感と伝統を意識したデザインとした。戦後に創業者がチョコで幸せを届けようと乗っていた車「ピンクバン」や馬のイラストなど、ブランドの歴史や記憶を随所にちりばめている。

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