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プルデンシャル謝罪会見 「おしゃれすぎる」スーツが“地雷”だったワケ:「31億円の不正」より叩かれた!?(4/5 ページ)

» 2026年02月18日 07時00分 公開
[大杉春子,ITmedia]

「カジュアルで来るな」 現場のプロが暴く「絶対NG」の具体例

 今回話を聞いたカメラマンや記者が指摘した、「避けるべき装い」と、その背景にある「現場の論理」を紹介する。

【男性の場合】

ボタンダウンシャツ

 上場企業のIR情報などの会見でも、取締役が着用している姿を散見するが、謝罪の場では厳禁だ。ボタンダウンはもともとポロ競技由来のスポーツ・カジュアルな服だ。冠婚葬祭などの格の高いビジネスフォーマルでは着用しないのが本来のルールである。

 謝罪の場にカジュアルな要素を持ち込むことは、現場の記者に「この場を軽んじている」という攻撃材料を、自ら提供するようなものだ。

カフスボタン、高級時計、シンボリックな指輪

 プルデンシャルの事例で集中砲火を浴びたのがこれだ。カフスボタンは、袖口を飾る宝飾品とみなされる。謝罪の場では「身を削るような思い」を伝える必要があるが、フラッシュを浴びて光るその一点は、おしゃれを楽しむ心の余裕や、贅沢な暮らしを連想させてしまう。

スリーピース(三つぞろえ)

 確かに格調高いが、謝罪の場では「特別な地位にいる」という特権意識や権威を誇示しているように映る。必要なのは「謙虚さ」と、相手に対して身を低くする姿勢である。

photo01 スリーピース(三つぞろえ)は、謝罪の場では「特別な地位にいる」という特権意識や権威を誇示しているように映る(写真提供:ゲッティイメージズ)

【女性の場合】

金より銀

 アクセサリーはゴールドよりも、控えめなシルバーやプラチナの方が落ち着きを感じさせる。ゴールドは華やかさや富の象徴になりやすいため、謝罪の場ではノイズになる。

装飾の排除

 襟元や袖口にフリルがあるものは、「浮ついた印象」につながる。ある記者は「少し華やかさがある方がいいなんて、謝罪会見では大嘘。枯れているくらいがちょうどいい」と断言していた。

 例えば男性のシャツの襟にはレギュラー、セミワイド、ボタンダウンなど多くの選択肢が存在する。さらにネクタイに目を向ければ、ストライプや小紋といった柄の一つ一つにまで、語られざる「意味」や「格」が潜んでいるという。

photo01 アクセサリー、特にゴールドは華やかさや富の象徴になりやすいため、謝罪の場ではノイズになる(写真提供:ゲッティイメージズ)

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