新入社員に伝えたい5つの原則(4/5 ページ)

» 2026年03月29日 09時00分 公開
[齋藤 秀樹INSIGHT NOW!]
INSIGHT NOW!

原則5:支援の影響力――人を従えるのではなく、貢献できる状態をつくる

 リーダーシップは役職ではありません。支配でもありません。貢献できる状態をつくる影響力です。

 あなたが問いを投げる。叩き台を作る。安心のサインを出す。相互支援を引き出す。それだけで、チームは前に進みます。若手がまず発揮するのはフォロワーシップです。フォロワーシップとは、上司の指示をただ待つことではありません。「ここ、詰まってますよ」と一言出す。叩き台を作って場を前に進める。不安を拾って安心のサインを返す。そういう小さな行動の積み重ねのことです。その積み重ねが周囲を動かし始めたとき、役職がなくても人がついてくる。それが若手のリーダーシップです。

 明日からできること:会議で止まったとき、「叩き台を作っていいですか?」の一言。役職がなくても、チームは動き出します。

AI時代だからこそ、在り方が価値になる

 AIは、調べる・まとめる・整えることが得意です。あなたの作業は速くなります。しかし、AIにはできないことがあります。

  • 相手の不安を感じ取る
  • 相談が起きる空気をつくる
  • 本音を引き出す
  • 合意を丁寧に育てる
  • 相互支援を生む

 AI時代は、情報処理の差が縮み、在り方の差が可視化される時代です。あなたが敬意と誠実を持って立ち、早期手当てをし、傍観せず、支援を生めば、AIが進化するほど、あなたの価値は上がります。

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