苦戦するラーメン集合施設は多いのに、なぜ東京ラーメンストリートは好調なのか 来館者数30%増を実現する戦略長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/7 ページ)

» 2026年04月06日 15時30分 公開
[長浜淳之介ITmedia]

ご当地エリアを設けた理由は?

 ご当地エリアができたのは、コロナの期間中にある店舗が撤退し、1区画が空いたことがきっかけだ。2021年7月から約2年間にわたり、日本各地の有名ラーメン店に3カ月程度の期間限定で出店してもらう「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」を開始した。

 「コロナの影響で新たな店舗の誘致は難しかった。多くの人が東京から移動できない時期だったため、各地のおいしいラーメンを東京で楽しめるようにしようという発想だった」と、東京ラーメンストリートを運営する東京ステーション開発取締役の柳沢克典氏は振り返る。

東京ステーション開発、柳沢克典取締役営業部長(筆者撮影)

 ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリートでは、7店舗が順番に出店。神奈川県の「支那そばや」、熊本県の「天外天」、北海道の「函館麺厨房 あじさい」など、ラーメンファンなら見逃せない名店が次々と登場し、来場者を楽しませた。

 この企画は大きな反響を呼び、コロナ禍で客足が落ち込んでいた東京ラーメンストリートのV字回復に大きく貢献した。

 ここでの成功体験を再現する形でスタートしたのが、ご当地エリアである。

東京ラーメンストリートの様子(筆者撮影)

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