レトルト化で壁となったのは、レストランの味をどう再現するかだった。家具チェーンが食品を自社だけで開発するのはハードルが高い。そこで、ハウス食品と協力して開発を進め、再現性を高めた。カレー業界大手との協業で技術面の課題は改善したが、それでも試作は計97回に及んだ。
こうして完成した「スパイシービーフカレー」は、29種のスパイスを使い、スパイスの風味と酸味が際立つ仕上がりとなった。ただ、開発はこの1商品にとどまらず、「辛いものが苦手な人や子どもでも楽しめるカレーを作りたい」という考えから、ラインアップを広げた。
北海道産の生クリームを使った「クリーミーバターチキンカレー」、国産黒糖のコクでビーフのうま味を引き出す「欧風ビーフカレー」、豚と牛のひき肉、玉ねぎの甘みが溶け込む「濃厚キーマカレー」を加え、全4種を展開。辛さ、コク、まろやかさと味の方向性を分け、価格はいずれも300円に統一している。
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