RADIO TIME MACHINEは生成AIを使ったソフトウェアだが、それを重さ約2キロの木製ラジオというハードウェアに組み込んでいる。前面に大きなつまみが付いているなど、1950〜60年代の日本のラジオデザインを参考にしたという外観は、高齢者が「懐かしい」と感じる見た目だ。
しかし、なぜスマホアプリではダメだったのか。鈴木氏は「高齢者に触ってもらうには、こうしたリアルなものでないと難しい」と話す。介護施設の高齢者はそもそも自身のスマホを持っておらず、アプリは扱いづらい。長く使ってもらうには、画面の中ではなく、リアルなモノとしての存在感が必要だったのである。
また、ラジオであることが、より豊かな交流や体験を作り出している。テレビと違い、ラジオは画面を凝視する必要がない。そのため、共有スペースに置けば複数人で楽しむことができ、視線が解放されているため利用者同士やスタッフとの会話が成立する。スタッフが「ながら聴き」で利用者と言葉を交わせるのだ。
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