AIで4.5時間、素人でもマネフォ風アプリ完成 それでも痛感した“SaaSの壁”(1/3 ページ)

» 2026年06月10日 08時00分 公開
[ITmedia]

【注目】ITmedia デジタル戦略EXPO 2026夏 開催決定!

AIエージェントに仕事を任せる、「人に依存しない情シス」の実現

【開催期間】2026年7月8日(水)〜8月5日(水)
【視聴】無料
【視聴方法】こちらより事前登録
【概要】問い合わせ対応やSaaS運用、ライセンス管理など、情シス業務は担当者の経験や知識に依存しやすい領域です。NOT A HOTELでは、こうした業務をAIエージェントに任せることで、属人化の解消と運用品質の標準化を進めています。本講演では、AIエージェントに任せる業務の見極め方や運用設計のポイント、実際の活用事例をもとに、「人に依存しない情シス」を実現するための考え方と実践方法を解説します。

 生成AIの進化により、プログラミングの知識がなくても自然言語でアプリを開発できる「バイブコーディング」が注目を集めている。今回、自分にとって使い勝手の良い支出管理アプリを作るため、非エンジニアである記者がAIのコーディングエージェント「Claude Code」を用いた開発に挑戦した。わずか4.5時間でアプリの形を作り上げたプロセスと、そこから浮き彫りになったAI活用の限界、そしてSaaSの真の価値とは。

非エンジニアがバイブコーディングに挑戦(出所:ド素人が4.5時間でマネフォ風アプリ作れるのか!?、以下同)

本記事は、アイティメディアが運営する動画メディア「TechLIVE」で公開した動画『ド素人が4.5時間でマネフォ風アプリ作れるのか!?』を基に作成しています。動画の内容は2026年5月20日公開当時のものです。

自然言語だけで自作アプリが起動

 今回の開発では、AIの使い方に工夫を持たせている。AIアシスタント「Claude」のチャット画面を要件定義や技術選定、計画などを考える「相談する場所」とし、ターミナル上で動く「Claude Code」を実際の「作る・直す場所」として明確に使い分けた。

Claudeチャットで要件定義や計画などを考える
Claude Codeで実装・生成を開始

 開発スピードは驚異的だった。Claude Codeの黒い画面に「こういうアプリを作って」と自然言語で入力し、エンターキーを押すだけで、AIが次々とファイルを自動生成していく。最初の指示を出してから、わずか10〜15分程度でブラウザ上で動くプロトタイプが起動した。

 Claudeのトークン使用上限(集中して使うと1〜1.5時間で上限に達する)を考慮し、開発は3日間に分け、合計4.5時間で行った。クラウドのデータベースと連携したログイン機能の実装や、AIのAPIを活用した明細の自動分類(全角・半角などの表記揺れも判別)など、実用的な機能を次々と追加した。ダッシュボードでのグラフ化に加え、最大の目的であった「カテゴリーの自由な追加・カスタマイズ」も実現し、理想の支出管理アプリの形が出来上がった。

開発には合計4.5時間をかけた
支出管理アプリが無事完成
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR