ここまで述べてきたように、若者の「タイパ至上主義」は利点もある一方、成長を止めてしまうリスクもある。
そんな若者の思考や価値観を正しく理解し、企業側もアップデートすることが必要だ。それは自由すぎる放置でも縛り上げる過干渉でもなく、「自由と構造が調和した伴走型マネジメント」だ。
例えば、目的とゴールを言語化し、定期的な1on1面談で進ちょくを確認し支援する、配属先の職種や勤務地をできる限り選考段階で明示する(事前の確定が難しい場合はその理由と、告知時期、決定基準をあらかじめ伝える)などが挙げられる。
企業側が掲げる「自由」とは具体的に何なのか、それを裏付ける仕組み化された体制を提示し、内定者や入社後にしっかりと説明しマネジメントしていくことが、若者と真摯(しんし)に向き合うことにつながるのだ。
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