かつての上野駅では、多くのホームから各方面へ向かう長距離列車が発着し、その合間を縫うように、東北本線や高崎線、常磐線の普通列車が走っていた。
1982年に東北・上越新幹線が大宮駅発着で開業した後も、信州・北陸方面へ向かう特急列車は上野駅に残り、常磐線の特急列車も引き続き多くの人に利用されていた。上野〜大宮間には新幹線乗車の人のための専用列車「新幹線リレー号」も運行され、上野駅は北方面へ向かう交通の拠点としてにぎわいを見せていた。
1985年には、東北・上越新幹線が上野駅まで延伸し、地下に新幹線ホームが開業。当時は夜行列車も数多く残っており、1988年3月には上野と札幌を結ぶ「北斗星」が運行を開始した。
このように上野駅は、北から東京を訪れる人を迎え入れ、北へ向かう人を送り出す「北の玄関口」として、存在感を高めていったのである。
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「西武の要」所沢駅は、なぜターミナルになりきれないのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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