大学内への出店を生かし、大学や学生と連携した取り組みも進めている。
桃山学院大店では、同大学の起業部に所属する学生約10人と、ドンキのオリジナル総菜ブランド「偏愛めし」の開発チームが共同で商品を開発した。アイデア検討会議や最終審査会などを経て、「彼の前専用 バター風可愛いたらこおにぎり」(171円)や「怒りのままに盛った全力コーン炙りマヨネーズおにぎり」(182円)などを商品化。キャンパスドンキだけでなく、全国のドンキでも販売した。
2027年度以降は、課題解決型学習の授業でもキャンパスドンキを活用する予定だ。小売業界やドンキの経営、販促などをテーマに講義を実施し、学生とともに課題解決に取り組む。
通常店舗では、利用客が接するのは店舗従業員に限られる。新規事業やマーケティングなどについても学べる機会を設けることで、ドンキの仕事への理解を深めてもらい、長期的な利用や将来的な採用にもつなげたい考えだ。
現在展開している3店舗は実証実験の位置付けだ。現状は、おにぎりや弁当など日常使いの食品を中心に取りそろえているが、今後は「ドンキらしさ」も打ち出したいという。SNSで話題の商品を販売するなど、大学内の売店やコンビニとの差別化を図りながら、新業態としての可能性を探っていく。
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