10月の酒税法改正後は、市場における「狭義のビール」の売上構成比が大幅に上昇すると見込まれる。新ジャンルの人気ブランド「金麦」「本麒麟」「クリアアサヒ」「GOLD STAR」「麦とホップ」が、一斉にビールへ切り替わるためだ。黄金ラガービールを取り巻く競争は一段と激しくなるわけだが、カインズではどのように売っていくのか。
「打ち手を活性化していく考えです。例えば、現状の330ミリリットルに加えて『500ミリリットル』を追加する。これまでの黄金シリーズのように、味わいのラインアップを増やすことなどを検討しています。技術的には難易度が高いのですが、糖質オフタイプも挑戦が必要かもしれません」
黄金シリーズの新ジャンルについては、「すぐに終売する考えはありませんが、縮小する可能性はあります。購買状況を見ながら、拡大・縮小のバランスを検討していきます」と回答した。
さらに「アルコールに限らず、好みやシーンによって選択肢を増やすことが重要である」との考えから、黄金シリーズでノンアルや微アルコールのラインアップを拡張する考えもあるそうだ。
間もなく大きな転換点を迎えるが、黄金ラガービールは好調を維持できるのか。
1981年生まれ。エンタメ業界で約10年の勤務後、2016年にフリーライターへ転身。主に「経済(消費トレンド等)」「国内外のイノベーション」「社会課題」を扱う。一般社団法人 日本デジタルライターズ協会会員。海外文化にも興味が強く、東南アジアへの短期移住や2020年から約2年間の北欧移住(デンマーク・フィンランド)を経験。2022年3月からは東京拠点。現在の担当媒体は、「ITmedia ビジネスオンライン」「文春オンライン」「ビジネス+IT」など。
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