今井氏は、日本企業が持つ技術や素材から、世界にインパクトを与える商品が再び生まれることを思い描く。
1979年に発売されたソニーの小型音楽プレーヤー「ウォークマン」。「これを考えたのは日本なんだ、という当時の反応はすごかった」と今井氏。ユニークで、多様かつ高い技術力を持つ日本企業から、世界を驚かせるようなプロダクトは、これからも生み出せる。
「マニアックでもニッチでもいいので、他とは違う素材や材料、技術を持っているところに可能性がある」と今井氏は期待を込める。
企業の中では当たり前になっている技術や素材も、見方を変えれば新しい価値になる。半導体向けの吸水素材から「おしぼり」の可能性を見いだして生まれたテックオシボリ。既に持っている資産を別の角度から捉え直す、「アセットの再定義」の一つの形といえそうだ。
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