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ソニーを飛び出して会社設立 SREホールディングス西山和良社長に聞く不動産テックの展望経験に頼るビジネスを効率化(5/5 ページ)

手続きや各種取引で商習慣や経験に頼ってきた不動産業界を、AIやIT技術を活用したデジタル化により変革しようとしているSREホールディングス。同社の西山和良社長に古い体質が残る同業界を、どのようなデジタル手法を駆使して変えようとしているのか、インタビューした。

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中小でも使える汎用製品を

――将来はどういう会社にしたいですか。

 いま大手の不動産会社はDXに積極的に投資しているので、業界の未来は明るいです。これからは大手向けにハイスペック商品を提供するだけでなく、中小でも使えるような汎用製品も出していきたい。そうすることで、日本経済全体のデジタル化の底上げにつながるようなテクノロジープロバイダーになりたいです。

――経営者として日ごろから心掛けていることは何ですか。

 どんなに成功しても、それは単に運が良かっただけで、自分の力によるものだと過信しないことですね。SREがここまで成長できたのは、たまたまAIの実用化時期と、私の起業の時期が重なっただけのことで、ソニーで私の起業を応援してくれる人がいてくれたなど、良いことが重なったからです。油断による失敗を予防するためにも、そこは大切にしているところです。

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