転職後、「だまされた!」と感じた理由 3位「事業内容」、2位「社風」 1位は?:約4割がだまされた経験あり(2/2 ページ)
Job総研が「2022年 転職の失敗に関する調査」の結果を発表した。その結果、約4割が「転職で、だまされたと感じたことがある」と答えた。その理由とは?
企業の情報収集で利用するツールについて尋ねると、最も多かったのは「会社のホームページ」(67.0%)だった。次いで「口コミサービス」(65.8%)、「面接官への逆質問」(38.7%)という結果に。
1位と2位である「会社のホームページ」「口コミサービス」と、3位の「面接官への逆質問」を比較すると、約2倍の回答差があり、検索するだけで気軽に情報を収集できるツールの方が好まれやすい傾向が分かった。また、「社員や会社のSNS」という回答は1割程度にとどまった一方で「社員インタビュー」(35.6%)は3割を超える結果となった。
入社後、ギャップを感じなかったツールについては「口コミサービス」(34.2%)が最も多かった。「社員インタビュー」(14.7%)、「面接官への逆質問」(13.7%)と続いた。口コミサービスは匿名で投稿でき、よりリアルな情報を得られるためと考えられる。
企業は十分に自社の情報を提供できていると思うか尋ねたところ、「できている」と感じている割合は15.1%にとどまった。回答した人からは、「候補者を選別することに専念しており情報提供はまともにしないのが一般的」(50代/男性)、「都合の良いことばかりが記載されていて、生の声を知ることができないから」(20代/男性)などのコメントが集まった。
調査は、2022年10月5〜10日の期間で、1年以内〜10年以上勤務しており、20〜1000人以上規模の会社に所属している20〜50代男女351人を対象に実施した。
関連記事
- 都道府県別、人気の移住先ランキング 北海道、兵庫県を抑えた1位は?
移住・関係人口促進サービス「SMOUT」を運営するカヤックが、約4万人のユーザー動向から調査した人気の移住先ランキングを発表した。市区町村と都道府県別にランク付けしている。 - 4000人に聞いた「好きなお菓子」、1位は? 今夏売れたアイスも明らかに
プラネットが、おやつ・お菓子に関する調査結果を発表した。4000人規模の調査から、好きなお菓子や今夏売れたアイスが明らかに。 - 温泉宿のクチコミランキング 3位「伊香保温泉 ホテル木暮」、2位「効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉」 1位は?
楽天トラベルが「お風呂のクチコミ評価が高い温泉宿ランキング」を発表した。クチコミを基に、1〜10位までをランク付けしている。その結果、3位には伊香保温泉、2位は玉川温泉の宿がランクイン。果たして1位はどこだったのか? - 初デートで「なし」なメニュー 3位「ギョーザ」、2位「ジビエ」、1位は? ファミレス容認派の割合も明らかに
ホットペッパーグルメ外食総研が初デートでの「あり」「なし」ランキングを発表した。SNSで話題になることも多い「ファミレス初デート」容認派の割合や、「あり」「なし」な店・メニューが明らかになった。 - 東京ディズニーランド/シーの“イベント割”チケット 購入済みの人から不満噴出 「変更できない」「10時間待ってもダメ」
東京ディズニーランド/シーのチケットを巡り、SNSで波紋が広がっている。既にチケットを購入していた人を中心に、イベント割の対象となるチケットへの変更がなかなかできないようだ。 - AI vs 絵師の戦争勃発? たった10円以下で本格イラストをつくれる「NovelAI」は人類の仕事を本当に奪うのか
AIを使ったイラスト生成サービスが話題だ。一部では、絵師たちの仕事を奪うのではないかという危惧も出始めているが、実際のところ、どうなのか。筆者が実際に「Novel AI」を使ってイラストを制作するとともに、絵師とAIの未来を考えてみた。 - ドミノ・ピザ、値下げキャンペーンの一方で“6%値上げ”していた 告知不十分で不満の声も
ドミノ・ピザが10月3日から、デリバリー・持ち帰りを問わず全注文に対してサービス料を徴収し始めた。現状、告知は公式Webサイトやメールマガジンのみで、告知の不十分感が否めない。なぜ、今なのか。そして、いくらかかるのか。広報担当者を取材した。 - 儲けを取るか、顧客を取るか 苦境続く新電力 石川電力の自己破産は氷山の一角?
10月4日に自然電力がサービス終了を発表し、10月6日には石川電力の自己破産が報じられるなど、苦境が続く新電力。最近では収益性向上のために「市場連動型」の料金プランを導入する企業も出始めているが、茨の道といえそうだ。 - 「ジーユー以上、ユニクロ以下」の価格帯で勝負 FOREVER21、日本市場で“三度目の正直”となるためのカギは?
2023年、日本市場への再チャレンジを発表したFOREVER21。過去に二度の撤退を経験しながら、今回を“三度目の正直”とできるか。勝負する価格帯は、「ジーユー以上、ユニクロ以下」となり、激しい価格競争も想定される中、成功のカギはどこにあるのか。専門家が分析する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.