2015年7月27日以前の記事
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“ヌートバー効果”! 東京・かっぱ橋で「ペッパーミル」爆売れ 「4年前の在庫がやっと売れた」一部商品は売り切れ(2/2 ページ)

侍ジャパンに、日系人として初めて代表入りしたヌートバー外野手が行う“ペッパーミルパフォーマンス”が注目を集めている。その効果は実物の「ペッパーミル」の売り上げにまで波及。意外な特需に沸く、都内の専門店を取材した。

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チームプレーを称える意味

 ペッパーミルの別名「ペッパーグラインダー」の「grind」には「粉を挽く」以外に、「精を出す」「こつこつ勉強する」などの意味がある。話題のパフォーマンスは「粘り強くプレーする」「ヒットを重ねて打順を回す」といった意味を込め、元々は味方のヒットやホームランなどチームプレーを称える際のパフォーマンスとして、ヌートバー選手の所属球団で定着したものだった。それをヌートバー選手が侍ジャパンに持ち込み、大谷選手らがヌートバー選手への連帯を示す形で始め、チーム内で広がった経緯がある。

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ペッパーミルパフォーマンスを行う牧秀悟内野手(出典:WBC公式Webサイト)

 特需の”震源”となったヌートバー選手は、日本人の母親を持ち、「榎田達治」という日本名を持つことから、ファンから「たっちゃん」の愛称で親しまれている。プレー面では、強肩などの高い守備力や勝負強いバッティングで不動の1番打者として君臨。侍ジャパンを攻守でけん引している他、明るい性格や、愛くるしい笑顔で、ムードメーカーとしてもチームに欠かせない存在になっている。たっちゃんが持ち込んだパフォーマンスが、家庭でのペッパーミル定着にもつながるか。

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攻守で活躍するヌートバー選手(出典:WBC公式Webサイト)
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