GfK Japan調べによる、コンパクトデジカメ販売ランキングをまとめた。上位陣の顔ぶれには変化がないものの、ソニー「DSC-HX5V」と「DSC-W320」がランク外から登場、先週に引き続きランクインしている「DSC-W350」も合わせるとサイバーショットシリーズの3機種がトップ10入りしている。
やはり注目すべきはDSC-HX5V(レビュー)のランクインだろう。実売価格が登場時より約1万円ほど下がり3万円台半ばとなってきたこともあるが、本データは全国家庭量販店のPOSデータを集計したもので、数量の多く出る、比較的安価なモデルがランクインしやすい傾向にあるため、実売3万円半ばと、他のランクインモデルに比べて比較的高価なDSC-HX5Vがベスト10入りすること自体、非常に珍しいといえる。
ちなみに、実売3万円半ばという同価格帯で類似した機能を持つモデルとしてはソニー「DSC-TX7」、パナソニック「DMC-TZ10」、ニコン「COOLPIX P6000」などがある。そうしたなかでDSC-HX5Vが選ばれる理由はさまざまあると思うが、フルハイビジョン撮影に光学10倍ズーム、GPS、ダイナミックレンジ拡張機能と“全部入り”な部分が評価されていることは間違いないだろう。
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