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» 2010年08月12日 11時00分 公開

第131回 夏と花火と距離の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

遠くから撮る花火

 夏は暑いし、花火大会って行きはいいけど、帰りは何万人が一度に駅に向かうからただ歩いてるだけでどっと疲れて「ああ、もう来年はいくもんか」と思う。いやそれでも行ったりするんだけど。

 それを避けるには、ちょっと離れたポイントで見ること。

 近距離ならではの迫力はないし、花火が上がって数秒遅れてから音が届く始末だが、その分広い夜空を彩る花火をのんびり楽しめる。

 そんなわけでお次はちょっと遠くから。打ち上げ会場から4.2キロほど離れた場所で花火撮影。これだけ離れれば、30分も前にいけばいい場所を確保できるし、のんびりできる。この場合に重要なのは「見通しのいい場所」を見つけることかな。

 わたしが見つけたのは、川原の花火会場より20メートルくらい標高が高い崖線の端。ちょっと距離はあるが、見通しがとてもいい。GoogleMapなどでこの辺りからこっちを見たらいい感じかも、とアタリをつけておくといい。

撮影場所の雰囲気が分かるようにちょっと引いて撮ってみた。高台の端から木のシルエット越しに見える花火である

 離れて撮る場合、ある程度の望遠レンズが必要だ。今回は28-280ミリ相当の高倍率ズームを持って行った。望遠になると手ブレの影響が出やすくなるので、三脚はより大事になる。

今回の撮影機材。三脚の下にカバンをぶら下げているのは、まあ、三脚を安定させるための重りがわり。

 ちなみに、花火開始前は10人もいなかった橋の上だが、1時間近くたち佳境に入った頃はこの人だかり。車も通れなくなっております。

花火を観に来た近所の人たち

 さて花火が始まったら撮影開始である。

花火会場が西の方にあったので、空は暗くなりきっておらず、ほんのりと赤みが残っている。よって、西の空を背景に撮るのは得策ではない

 ちなみにこれで170ミリ相当。ダブルズームキットなんかによく付属してる「55-200ミリ」相当のレンズがあれば十分で、そう大げさなレンズは必要ないのだ。

 カメラを縦位置にしてぐぐっとせまると、4キロ離れた場所からでも十分画面いっぱいの大きな花火を撮れる。

大きな花火があがると画面いっぱいに撮れる

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