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タムロン、「世界最小・最軽量」の15倍ズームレンズ「Model B008」

» 2010年12月09日 16時54分 公開
[ITmedia]
photo 「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD」(Model B008)

 タムロンは12月9日、ズーム倍率15倍を有する一眼レフカメラ用高倍率ズームレンズにおいて世界最小・最軽量(同社)という交換レンズ「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD」(Model B008)を12月20日より販売開始すると発表した。APS-Cサイズセンサー搭載機専用レンズでキヤノン用とニコン用が用意され、価格は8万4000円。

 AF駆動には定在波型超音波モーターを用いた、同社初の駆動方式「PZD(Piezo Drive)を採用した。この定在波型超音波モーターによって、既存超音波モーター搭載製品に比べても小型化が可能となったほか、既存AF方式に比べAFスピード、静音性に優れるといった特徴があるという。

 結果、手ブレ補正機構「VC」を搭載しながら、74.4(最大径、フィルター径は62ミリ)×88(長さ)ミリ/450グラムと15倍ズームとしては世界最小最軽量(ズーム倍率15倍を有する一眼レフ用高倍率ズームレンズにおいて)のコンパクトサイズを実現している。

 レンズ構成は13群16枚で最短撮影距離は0.49メートル。最大撮影倍率は1:3.8(f=270ミリ時:最短撮影距離0.49メートル)。なお、ソニー用も後日用意されるが、ソニー製品はボディに手ブレ補正機構を搭載するため、製品名称は「VC」のつかない「18-270mm F/3.5-6.3 DiII PZD」となる。

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